教育事業を履き違えていました

おはようございます!昨晩から声が出ずに、今朝も家の近くの松坂屋のスタバで仕事をしているのですがホットラテを頼んだつもりなのに声が聞き取れなかったらしくドリップコーヒーが出てきました。早く治れ〜。

教育と情報商材の違い

お仕事なにしてるんですか?と聞かれたときに「教育の仕事をしています」と答えてきたのですが、最近になって自分は「教育業」をやってきたわけではないと反省しているところです。

LIBERTYというオンラインスクールをたちあげて3年が経ちました。今は4年目。これまでの3年間で200名を超える方が受講してくださっていますが、その中で大きな気付きがありました。

僕が成果を出すお手伝いができなかった方と、成果を出すことができた人に対しての違いは「情報商材屋」になっていたのか、「教育者」になっていたのか?の違いじゃないかと。

情報商材屋とは、その名のとおり「情報・ノウハウ」を渡してお金をいただく人のこと。個人的な気持ちを言えば、僕はあまり好きではありません。でも、そんな好きではない人に自分がなっていたのではないか?という気づきです。

情報商材屋って楽なんですよ。ノウハウを渡しておいて、あとは頑張れ!ですから。でも、ノウハウだけ渡して成果が出せるのって本当にごくわずかな人なんですよね。超優秀で、超ストイックで、ひとりで何でも出来ちゃう人。

僕が成果を出すことが出来た人というのは、2パターンあるなと思っています。

1つ目は元々優秀で、マインドも整っていて、ちょこちょこっとノウハウを教えればできるパターン。2つ目は、ノウハウを教える情報商材屋ではなく「教育」をしたパターンです。

だからといって、まだ「教育」って何ってのがうまく言語化できないんだけどね。

したがって、僕が成果を出すことができなかった人に対して感じる責任は「ノウハウを渡す」のではなく、「教育をすべきだった」ということです。

自分だってたくさん「教育」されたやん

何をうぬぼれてるんだって話ですよ。ありがたいことに、2023年4月1日現在の僕は10年の時を経てやっと会社が軌道に乗ってきたところです。最近ではこころにも余裕ができて、毎日幸せだなぁと思っています。

しかし、もとを辿れば僕は「週6で鍋パーティをするだけの大学生」でした。社会人経験もないし、営業だってやったことない。あるのは、モンテローザの居酒屋でのホールと、コナミスポーツクラブでのインストラクター(研修期間でやめたけどw)の経験だけ。

そんな自分がなぜ自営業で10年間続けることができたのか?それは間違いなく、情報商材を手に入れたからではなく「教育」をされたからだなと思いました。

じゃあ教育って何って話なんですけど、スタートは「できなくて当たり前」ってところなんですよね。何もできないところからスタートする。そこから、相手を認めて、相手がうまくなる・できるようになることを相手よりも信じて、些細なことでも褒めてくれて自信をつけさせてくれて……そんな風にされてきたなって思い出しました。

そして、時にはダメなことや誤った考え方をしたときは厳しく意見をもらったり。それで考えを改めることができたり。未熟だった自分を成長させてくれたのは、間違いなく「教育」でした。

だから飽き性の僕は教育事業がやりがい

「だから俺はこれやってんじゃん!」

改めて思い出しましたし、改めて自分の仕事とはなにか?を考えるきっかけとなりました。僕はとってもとっても飽き性で、新しいもの好きでいろんなことをやりたくなってしまう人なんですけれど、教育事業だけは22歳のときからずっと変わらず続けています。

それは、自分自身が野球部のとき、受験生のとき、新人の営業マンのとき、起業した初期、起業してから倒産しそうなとき、どんなときも自分を「先生が助けてくれた」からです。自分ひとりで自分の人生を変えることは出来なかったけれど、教育をされたおかげで正しい努力の方向性がわかって頑張ることが出来ました。

そして誤った道に行きそうになったときは「そっちじゃないよ〜」と教えてもらったおかげで今があります。感謝です。

だからこそ、改めて自分のやっている「教育事業」という仕事とは何か?「教育」ってどうすればできるの?をもっと追求したいと思っています。新年度一発目やしね!

ダメなことはダメという。苦手やけど。

僕は、怒るのって苦手なんですよね苦笑

しかし、僕に足りていないところはそこかもって思いました。LIBERTYのメンバーが理想の未来を手に入れるために「そこは違うだろ〜。やっちゃダメだろ〜」と思うことがあっても、いまいち言えてなかった気がします。

けれど、改めて教育という重要性をきづけた今からはちゃんというべきところは言っていこうと思いました。

いま感じているのは「不満を言うな、提案をしろ」ということです。会社員の中には、職場で感じている不満を飲み会のときにいって発散して何も解決策を出さない人もいます。

当然、自営業では自分に起きている良くない状況に対して何かのせいにしていても、自分が置かれている状況は何も変わりませんから自営業を続けることはできません。

自営業であれば当たり前のことなんですけれど、身体に染み付いちゃっている人もいるのでココを僕は変えないと行けないなと思いました。

スクールをやっていると、色々なサービスを提供しているので、それこそ不満だったり感じる人もいます。感じることは決して悪いわけではありません。僕も完璧なものをリリースしているわけではなく、皆さんの声を聞きながら改良しているので。

しかし、その不満をためている状態はよろしくないと思いました。不満を言うのではなく、提案ができる人に「教えて育てる」ことが必要だと。

だから僕ができることは「提案をしやすい空気づくり」です。自分としてはやまもと社長はフランクで色々いいやすい人なのかな?と思っていたんですが、どうも僕のところまで提案が上がってくることが中々なくてですね……。

LIBERTYのメンバーさんたちが抱えている悩みや問題をもっと吸い上げて、それに答えられるような体制にしないとなって思いました。体制づくりと同時に、メンバーに対して「不満ではなく提案を言える人になろう!」という話も常にいってかないとな。

昨日のブログにも書いたんですけれど、自営業を続けるっていうのは本当にかんたんなことではありません。どんなことでも、他責にした瞬間に終わり。全て自己責任にして、常に自分が直面している問題に対して、自分が解決策を提案し続けなければなりません。

その習慣をLIBERTYのメンバーにも習得してもらって、外の世界でも活躍してほしいですね。

教育者とは、御用聞きではなく、お人好しではなく、時には耳の痛いことも言う人だったな〜と思いました。

まだまだ伸びしろです。頑張るぞ。

 

 

 

 

 

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