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五輪の暑さ対策 サマータイム案 「日常生活に大きな影響」 官房長官は慎重
2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策のため、全国一律で時間を早める「サマータイム」の導入論が出ている。大会組織委員会の森喜朗会長が27日に安倍晋三首相に提案したが、菅義偉官房長官は30日の記者会見で慎重な考えを示した。五輪の競技時間を気温が比較的低い早朝にずらせるが、混乱を招く可能性もある。
調べた情報
【サマータイムを導入するメリット】
●温室効果ガスを削減できる
●就業時間後の消費促進
●日照時間の有効活用ができる
【サマータイムを導入するデメリット】
●航空機や電車のダイヤを組み直す必要があり
●省庁や企業のシステムも変更する必要があってコストがかかる
●労働時間が長くなる(過去も一度そうなっている)
【オリンピックの時期と時間が夏であり、朝である理由】
●アメリカのテレビ局がIOCにお金を払っている
●アメリカに有利なような時期と時間(10月はアメフトシーズン)
●IOCはオリンピックで稼いだお金を開催国に配布している
●開催国も大きな声で言うことはできない
自分だけが気づいた問題点
名目上は五輪の暑さ対策として2年間の導入を考えられているが、2年間だけでは導入のコストが割に合わない。そのため、今回の争点はオリンピックでの導入をするかどうかではなく「今後の日本が導入するかどうか」である。オリンピックに関しては競技時間を早めるなどの対応で十分に対応することが可能だ。
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