【ニュース #21】潜在保育士50万人? 待機児童解消へ活用に動く

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ニュース概要

潜在保育士50万人? 待機児童解消へ活用に動く

順番待ちで保育施設に入っていない児童を減らそうと、政府は「2020年度までに待機児童ゼロ」とする目標を掲げている。ただ達成には保育士の数を7万人以上も増やす必要がある。人手不足が深刻ななか簡単ではないが、問題解決の救世主になるかもしれない人たちがいる。資格や経験を持ちながら働いていない「潜在保育士」だ。(渡部加奈子)

調べた情報

●2019年10月から認可、認可外を含めて保育料無償化(認可外は上限を月額3.5万円:認可の全国平均保育料)
●定員が増えても保育士が足りないから待機児童は減らない→
●潜在保育士を増やすために貸し付ける制度がある→2年間働くと返還が免除
●対GDP比で高齢者への予算は10%⇔子どもへの予算は1%:10倍違う
●2017年度から経験年数に応じて月額4万円まで保育士の給与を支援
●行政からの支援金を従業員への給料に反映しない園も存在

自分だけが気づいた重要な点

子育て世代は保育料が払えなくて困っているのではなく、預けたくて定員が空いていても保育士が足りなくて困っているのではないだろうか。2019年10月の保育料無償化の財源は、保育士を7.7万人に増やすための財源に優先してあてるべきだと考える。

出典

認可外保育に月3.7万円補助 政府案、3~5歳全世帯 19年10月から
介護や保育、人手不足なのに給与減 未経験者
増え
東京の待機児童、ゼロにならない5つのワケ

 

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