【読書記事】小さな会社 逆襲の広報PR術

書籍を読んで勉強になったこと

広報・PRには様々なメリットがある

①会社の信用力がUP

広報・PRで実績がない会社でも信用を得ることができる。広告ではブランドは作れない。報道でブランドを作っていく。

②報道実績の二次利用ができる

集客やクロージングの材料としても使える。客観的に正しい情報を見せることができる。マスコミ報道実績をHPにいれることで、HPからの問い合わせ数も増加する。

③他社比較をされず指名検索される

報道経由は直接検索してくれるから。(指名検索)広告費をかけても採算割れになることがあった。

④離職者が減る。社内にいるアンチを黙らせられる。

メディアに掲載されると社員のモチベーション維持に繋がる。マスコミで会社のことが報道されると、社員の家族も喜ぶ。アンチの社員に対して、社長の言葉の説得力が増す。

⑤採用力が高まる

採用の問い合わせが増加して、内定承諾率が上がる。
例)20名程度の会社が150名ほどの会社へ。毎年応募は2万人。

⑥ネット上での誹謗中傷や炎上対策ができる

削除することができない自社に関するネガティブな情報があったとしても、メディアに取り上げられた実績があれば埋もれていく。

⑦資金調達がしやすくなる

メディア掲載実績があると、投資家から資金調達をしやすくなる。

プレスリリースの一斉配信を辞めるべし

プレスリリース=公開情報=価値がない

メディアは特ダネを狙い、特オチを避けている。

・特ダネ:他のメディアが取り上げていないネタを取り上げること
・特オチ:重要なニュースなのに、自社のメディアだけが取り上げていないこと

しかし、プレスリリースを一斉配信することでリリースが公開情報となり、誰でも見ることができる情報になるため、価値が下がる。

せっかく価値のある情報だったとしても、公開情報であるだけで価値が下がるからプレスリリースの一斉配信はやめたほうが良い。

自社メディアリストを作る

プレスリリースの一斉配信を辞める代わりに、自社オリジナルのメディアリストを作ることが大事。自社の商品や、自社の競合となる会社が取り上げられているネットメディア、マスメディアなどを過去3年分調べる。

可能であれば、署名記事や部署などがわかればそれを抜きとり実際に連絡をかけてみる。連絡をかけて挨拶をしたいと連絡をして名刺交換をする。

以上の手順で、自社の商品に関するメディアリストを100社獲得することで反応率が大きく変わる。通常3%なのが、6〜10%に上がる。

本を読んで自社で取り入れること

①にんにくフェスに取り組みながら、全国の様々なメディアを開拓し自社でのメディアリストを作成する。

②PRの講座を販売するときに、飲食店や食フェスのメディア掲載実績を使用する

③自社のHPにメディア掲載実績を載せる

④資金調達をしようとしているスタートアップ企業のリストを集める

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