
書籍名:定年を楽園にする仕事とお金の話
著者 :高伊茂
<この書籍が言いたいこと>
公的年金制度が崩壊するというのは真っ赤なウソである。現在と比べて、将来に貰える年金が減ることはあり得るが、メディアが騒ぐのを真に受けて保険料を払わないという選択肢は愚策だ。
しかし、年金だけでは
夫婦世帯:約5万5000円
単身世帯:約3万3000円
の赤字が出てしまう。
そのために「現役世代のときから貯蓄をして逃げ切る」という考えではなく、定年を作らず自分に独立起業をして収入の柱を作っていくことが良い。
<本を読む前に疑問だったこと>
◆疑問1:公的年金が崩壊するというのはどういうことか?
◇回答1:崩壊というのは言葉が間違っている。正しくは、「公的年金制度で貰える年金の金額が少子化のために減少する可能性がある」ということ。
<自分なりの意見>
公的年金制度だけでは赤字になって生活が苦しいというのは、2019年になって初めてわかったことではなく今までも政府は常に情報を開示してきたことだ。アンテナを張っていれば知ることのできた情報なので、本来であれば騒ぐことではない。
重要なのは、年金がもらえなくなることはないが減ることは自明なので、いかに備えていくかである。備え方として、貯金をするのではなく65歳を過ぎても働き続けることができるように準備することが必要だ。
私であれば、留学と教育の仕事はずっと続けたいと考えている。もしその時も現在のように海外を出張で回りたいのであれば、健康でなければ長時間の移動は難しいだろう。
◆自分への提案
〜健康〜
・健康を維持するために年に1回の健康診断→起業して以来一度も行っていない。→食フェスが終わったあとにいく。
・日常の食生活を、会食以外は自炊する。
〜仕事〜
・将来的に講演等をするために若い今のうちに挑戦を繰り返し失敗を多く経験する
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