どれぐらいの男性が取得している?
2018年度に育休を取得した雇用者(育休給付金受給者)は女性34万5千人に対し、男性はわずか1万9千人。
日本経済新聞
男性の取得率: 6%
女性の取得率:82%
→割合でみると非常に少ないが、日本の働き方において19000名もの男性が育休をとっているのにも驚いた。
なぜ日本の男性育休所得率は低いのか?
育休をとると収入が大幅に減る と思われている
・前年度の収入の約6割が育児休業給付金として給付をされる
・社会保険の負担の必要なし
という2つの条件から、本来の手取りの8〜9割ぐらいの収入になるので実際はそこまで減るわけではない。
育休をとることで肩身が狭くなる(パタハラ)
・育休をとる雰囲気が社内にない
・育休をとった後に職場復帰できるか心配
などが挙げられる。
自分の意見「家事をしない男性が育休をとったところでストレスが貯まる原因になるのでは?」
日本が、男女平等を掲げてから女性も社会進出をするようになった。そのため、必然的に女性は育児をしながら働かなければならなくなる。したがって、少子化対策をするのであれば、「男性は外で仕事をして、女性は家で子育てをする」という昭和のモデルに戻すか、男性も女性も一緒に育児をするという社会に帰る必要がある。(私は、前者で良いと思う)
しかし、普段から家事をしない男性が長期の育休をとったところで、本当に家庭のためになるだろうか。休みの日にゴロゴロと部屋でくつろいでいる時間がずっと続く例も上がっている。
私は責任感の問題だと思うので、母と父がどちらも同じタイミングでとるのではなくどちらか片方が面倒をみる時間を増やすべきだ。
最初の1ヶ月は、母と父で慣らし期間。
次の1ヶ月は、父だけで育休。(母は身体を休ませる期間)
次の1ヶ月はもう一度母と父で一緒に。
一人でみなければいけない状況を1ヶ月だけで父にも体感させることによって、後々に積極的に家事や育児をするようになると私は思う。当事者意識をもたせることで、主体的に動ける男性が増える。そうすれば、データで出ているように
「家事をやってくれる旦那さんがいると、第2子が生まれる可能性が高い」
に繋がるのだろう。
コメントを残す