ニュース概要
銀行がじわりと値上げに動いている。ATMや両替の手数料など、気が付けばあちこちで値上げや有料化が目立ち始めた。ただ銀行側の狙いは収入の拡大よりむしろ、維持費がかさむリアルのサービスから、低コストのネットへと顧客を誘導することにある。値付け戦略をテコに、ビジネスモデルを変化させられるかが腕の見せどころだ。
調べる情報
1)なぜ銀行は値上げをするのか?背景は?
2)値上げをした後の効果は?
3)実店舗を持たない競合の動きは?
<銀行が値上げをする背景>
●日銀のマイナス金利政策で貸出利ざやが減少
三菱UFJフィナンシャル・グループなど5社の2017年4~12月期連結決算は、本業のもうけを示す実質業務純益(傘下行合算)の合計額が前年同期比22.4%減の1兆5719億円と低迷
銀行の収益の柱は、集めた預金と、企業や個人に貸し出す融資の金利差である「利ざや」だ。しかし、16年2月に導入されたマイナス金利政策が銀行業界を直撃。預金金利の低下余地がない中で融資の金利が下がり、利ざやが縮小した
<値上げ等の銀行の取り組み>
●両替の手数料を無料から有料化(昨年から三井住友銀行やみずほ銀行、三菱UFJ銀行が相次ぎ有料化)
●みずほ銀行は住宅ローンの繰り上げ返済の手数料を上げた
●新生銀行はATMの現金引き出しで10月から108円の手数料をとる。
<値上げの影響>
●実店舗からネットバンキング(メガバンクのインターネット取引)への移行を狙う
●ネット銀行や他社のフィンテックと比較されるようになる
<ネット銀行やスマホ決済などフィンテックの動き>
●LINE Pay:全国どこでも24時間365日、手持ちのスマートフォン(スマホ)でお金を送ったり使ったりできるようになる
●LINE Pay:3年間、小さな飲食店や商店から受け取る手数料をゼロにする
●メルペイ:お金をモバイルスイカやアップルペイのように、いろんな店で使えるようにするスマートフォン(スマホ)決済サービス。メルカリで稼いだお金を外で使う。
●Amazon銀行
自分だけがみつけた大事なことや重要なポイントは?
既存のサービスの向上をせずに値上げをするだけでは、他社に顧客が逃げてしまう。楽天、LINE、Amazon、メルカリ、ウィーチャット、アリババなど金融業以外のサービスで人々に受け入れられた会社が銀行業にも進出している。銀行業のみを行う会社が、これらの会社に勝つには『利便性』ではないだろうか。
自分ならこうするという提案
スマートフォンアプリやネットバンキングの使いやすさを向上させる
記事作成時間:67分
記事制作の感想
1時間かけても、重要なポイントが分からない。さらに、提案も「誰でも思いつくようなもの」しか出てこないそれがわかっているから、ダラダラと時間だけが過ぎていくのも良くない。
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