【ニュース #48】イギリス「離脱強硬派」が怒りを隠さない理由

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イギリス「離脱強硬派」が怒りを隠さない理由

ニュース概要

イギリスは国民投票で、EUからの離脱を決定した。しかし、チェッカーズ合意と言われる合意では親EUの合意内容となっており閣僚が2名辞任する事態へ。LEAVE MEANS LEAVE (離脱は、離脱だ!)という声が上がっている。

調べた情報

◆イギリスのEU離脱の争点

1)移民:移民が増えて雇用や社会保障が奪われている

残留派:移民は社会保障費の給付を最初の4年間受け取れなくなる→これで解消される
離脱派:上記の合意では不十分

2)経済

残留派:EU加盟国との貿易に関税がかかる。情勢不安で不景気につながる。
離脱派:単独でインドや中国と貿易を始めたほうが有益である

3)安全保障

残留派:離脱したらテロリストなどの情報を加盟国で共有できなくなる。
離脱派:

自分だけが気づいた問題の中心

残留派も、離脱派もそれぞれの争点で自分たちを正当化するための主張を持っているが両者にとって重要な点は違う。

残留派(比較的若者や高所得層):経済
離脱派(比較的老人や低所得層):移民

がそれぞれのポイントだろう。低所得層=人材としての価値が低い層は、簡単に移民にとって替わられるため危機を感じている。自分のやっている(簡単な仕事)を、安くやってくれる移民が居ては困るのだ。

離脱することによって、より一層いまの既得権益にすがったり自分の人材価値をあげることなく現状維持を続けていくことになるだ王。

 

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