【ニュース #27】3日目(否定)ベンチャーにとって最高の組織は、ボトムアップである。

ベンチャー企業にとって最高の組織とはボトムアップ型である。ボトムアップ型とは、組織において上位に位置する者が下位に位置するものからの意見を吸い上げて意思決定をすることである。

理由①トップダウン型より一致団結ができ、全体のパフォーマンスが向上する。

ベンチャー企業だからこそ、ボトムアップ型であるべきだ。ベンチャー企業はこれから、組織全体で成長していかなければならない。そして、ひとりひとりの社員のパフォーマンスが最大化されなければ生き残るのは難しい。トップダウン型だと「指示されるだけの駒」と思われる可能性がある。実際に自分の実体験からしても、トップダウン型で会社を経営したときには、社員の離職率が上がったり士気が下がっていた。しかし、全員の意見に耳を傾けてその内容をもとに意思決定をすることで、その事業や業務が自分ごととして捉えられるためにパフォーマンスが上がる。

理由②ベンチャーだからこそスピード感を出せる

ボトムアップ型はトップダウン型に比べて意思決定のスピードが遅いというデメリットをあげるものがいるが、その傾向が顕著に出るのは大企業の場合であろう。しかし、その主張は大企業の場合の話である。何千人と社員を抱えるのであれば、確かにボトムアップ型で現場の意見をきいて意思決定をするのは時間とコストがかかる。しかし、社員と経営者との距離が近いベンチャー企業においては、ボトムアップ型の意思決定で大きく時間を使うことはない。経営者自らが、社員の話をきけるからである。

理由③主体性のある社員が育つ

ベンチャー企業の組織運営において大事なことは、社員一人ひとりが「いつでも転職できるぐらい優秀だが、転職しないでその会社にいる」という状態をつくることだ。受け身のままの社員しかない会社と、自らが問題意識をもって提案できる社員がいる会社とどちらが成長するだろうか?トップダウン型の意思決定では、今まで自分で動けていた社員でも指示待ちになってしまう。しかし、ボトムアップ型で自分たちの意見を求められる会社では主体性が鍛えられベンチャー企業を支えていくのだ。

以上の理由から、ベンチャー企業において最高な組織運営はボトムアップ型である。

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