【3日目】否定:日本はファーウェイを排除すべきか?

主張:日本はファーウェイを排除すべきではない。

理由1:5Gの整備が遅れる。
理由2:外交の見方として、今回の一件でアメリカの言いなり感が増す。

日本はファーウェイ排除の動きに参加するべきではない。今回のファーウェイ排除の動きは、安全保障上の理由と言っているが真に受けてはいけない。まず第一に、スパイウェアの部品が見つかったといっても証拠がない。過去にアメリカは、イラクへの侵攻の理由として大量破壊兵器を挙げたが後になってでっち上げだと判明した。ファーウェイの件でも証拠がない限りは、過去の事例からみてもでっち上げの可能性を拭いきれない。

本当の理由は、アメリカが5Gの技術力でファーウェイに遅れを取っている+中国との貿易戦争での有効なカードとして使いたい という点だろう。その点でアメリカは中国市場を諦める代わりに5Gの開発で世界一をススムファーウェイを排除して自国が一番になることを求めている。

しかし、日本はその動きに参加すべきではない。5Gは4Gの10倍の速度でデータ通信ができる。現在の日本は人口減少で、インバウンドに頼らざるを得ない状況であるが、通信インフラの整備が遅くなることにメリットがあるだろうか?いやない。5G のインフラを整えて、Iotなどの技術革新をいち早く進めていくべきだ。

さらに、アメリカがNoと言ったらすぐにNoというのも異常だ。自分の国のトップの命令ならまだ分かるが、他の国の大統領の命令に他の国の民間企業がすぐに対応していることに違和感を感じる。それは日本政府が、アメリカの言うこと全てにYesという姿勢を見せているからだ。日本政府が、「アメリカの言いたいことは分かりますし貿易戦争をしたいのも分かる。けど、日本は日本で技術力がある会社を使いたいと思っている。」という主張をすべきだった。

日本はアメリカの属国だと言われることもあったが、今回のファーウェイの件で今後の日米の外交政策にも影響が出てくるだろう。自分の主張を相手に伝えて、自国の利益を勝ち取れるかどうか?その交渉は、トランプ大統領から学ぶべきところだろう。

 

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