『にんにくフェス×地方創生』を考える

地方創生とは?

おはようございます。やまもと社長です。ニュースでよく見る地方創生という言葉。東京に人口が集中してしまって、地方が困っているのでなんとか是正しよう!という動きですが、どこまでにんにくフェスが貢献できるのか考えました。

国が少子化対策を諦めている以上インバウンドに頼らざるを得ない

2008年をピークに日本の人口は減少しています。現在のスピードで行けば、40年後の2060年には現在の3分の2である8000万人です。毎年の出生数も年々減少して、2019年には90万人を切ろうとしていますね。僕が70歳になっているときには、もうお年寄りばかりの国になっていることでしょう。笑

じゃあ、国が少子化対策に本腰か?と言われればそうではありません。メディアなどでは、教育の無償化だったり子育て関連の発言などが良くピックアップされていますが実際にお金がどれぐらい使われているのか?をみてみるとそうでないことが分かります。

高齢者に使われている費用は少子化対策の9倍である

(出所)『平成 31 年度(2019 年度)社会保障関係予算 ― 全世代型社会保障の構築に向けた財政基盤強化への取組 ―西尾 真純(厚生労働委員会調査室)

こちら、2019年度の社会保障関係予算のうちわけを調べてみたらとてもわかり易い円グラフが出てきました。右の円グラフをみてみると、

◆年金    :35%
◆医療    :35%
◆介護    :9%
◆少子化対策費:7%

と出ていますね。なんとなんと。年金と介護はほとんどが高齢者であると考えて、医療費における高齢者の割合も調べてみました。そうすると…

年齢階級別にみると、0~14 歳は 2 兆 5,220 億円(構成割合 6.0%)、15~44 歳は 5 兆 2,560 億円(同 12.5%)、45~64 歳は 9 兆 2,017 億円(同 21.8%)、65 歳以上は 25 兆 1,584 億円(同
59.7%)となっている。

『厚生労働省:平成 28 年度 国民医療費の概況』

医療費全体の60%を65歳以上が占めていることが分かりました。つまり、年金と介護にかかる費用は全て65歳以上だと仮定すると

年金(35%)+医療(21%)+介護(9%)=65%
少子化対策費=7%

→少子化対策費は、高齢者に向けた費用の9分の1しか予算が当てられていない

ということが分かります。特に目立ってメディアで紹介されることはありませんが、日本政府が社会保障にお金を使っている対象は我々現役世代ではなく高齢者だということですね。

若い世代が選挙に行かないから自業自得

かといって、日本政府が悪い!というのも一概にはいえません。高齢者の方が若者世代よりも選挙にいって投票をするから、政策も高齢者向けのものになりますよね。だって、当選しなかったらニートと同じですから投票にこない若者世代のための政策なんて打てません。

もし、僕たち20代〜30代の投票率が変われば日本の政治家も動きそうですが難しいでしょう。選挙にいかなかったら20ドルの罰金!というようなオーストラリアのような仕組みがあれば別ですが、僕が行きている間に日本の政治がガラッと変わることもなさそうです。苦笑

少子化対策は諦める。だから外国人を呼ばなきゃ!

そういう方針なのはどのニュースをみても明らかですよね。ラグビーワールドカップ、東京オリンピック、大阪万博。なんとかしてインバウンド(外国人観光客)を獲得しようという動きがみられます。

ということは、日本に住んでいる僕たち(個人・企業)もその流れに合わせなければなりません。外国人労働者を増やそうとしている流れ、外国人観光客を増やそうとしている流れ。ここに対応できないと、本当に取り残されてしまいそうですね。

にんにくフェスを『外国人観光客が選ぶ日本に行ったら必ず参加したいイベント10選』にする

自分の会社の事業をどのように発展させれば、社会に貢献できるのか?僕はにんにくフェスの存在意義はここにあるのではないか?と思います。現在福岡で3年連続でやっておりますが、毎年TVの生中継が入り、来場者数も増加してきました。

消費者が喜んでお金を使いたいと思えるコンテンツになれば、必ずそこに関わりたいと思う自治体や企業も出てくるはず。しかし、これまではお客さんのことばかり考えていたのでそちらが疎かに。

しかし、外国人観光客が日本に来たら必ず行きたいイベント!までに押し上げることができれば、にんにくフェスというコンテンツを地方に持っていくことで本来行くことのなかったその土地に足を運ぶきっかけを作ることができます。

そうなると、やっと「いい仕事ができたなー」という感じがしますね!自分のやっている事業が社会とつながる感じ。高らかな目標を掲げても、なかなか実現するということは難しいですがにんにくフェスを展開していく上での方向性が見えてきました。

やまもと社長がインバウンドを呼べる人材にならなければならない

偉そうなことを言っていますが、僕自身が「外国人に日本の商品を売れる人材=グローバル人材」にならなければ、実現することはできないということです。

個人的には、まずは国内にいる外国人観光客(日本のことを知っていて、日本が好き出来ている人)に商品を売ることができるように。

そしてその次に、海外にいる外国人に日本の商品やコンテンツを売れるようになりたいと考えています。

英語×営業×インバウンドマーケティング×海外マーケティング

など、自分が身につけなければならないスキルが山程ありますが、今現在出来ないことに挑戦するのはとてもワクワクしますね!

面白そう!繋がりそう!と思った人は…

自分もそういう仕事がしてみたい。自分もそんな人材になりたい。自分の会社も一緒にやりたい。私の知人、友人とあったら化学反応が起きそう…!

と考えてくださる方がいれば是非、連絡お待ちしております!人生1回だけなので、味のある人生にしたいですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です