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2011年2月25日(大学1年生・20歳)
僕とヒロシはビジネスの世界に魅了されていた。初めて聞く、アルバイト以外で稼ぐという話。お金を稼ぐのは、起業してからだと思っていたのに大学生のうちに稼げるとはなんとも嬉しい話だ。
もっともっと山川さんにビジネスの話、お金を稼ぐ話を聞いてみたいと思った。
本当に僕は目先のお金のことしか考えていませんでしたね。(苦笑)大学生なのに金持ちって良さげだな…という甘ったれ小僧です。笑
「山川さん、一体どうやってお金を稼いでいったら良いんですか?」
「ずばり、やまもとくんにとってオススメのお金稼ぎの手段は『投資』なんだ」
「え!投資?投資って、めちゃめちゃリスクが大きくて怖いやつじゃないですか?投資なら僕はちょっと……」
「って思うよね。たしかに、ハイリスク・ハイリターンの投資もたくさんある。だけれど、僕がこれから話す投資はローリスク・ミドルリターンの投資なんだ。」
「投資なのにローリスク?そんなのあるんですか?」
さすがの僕も、投資という言葉には少し怖くなった。You Tubeで見たことがあったのだ。FXだったか、株式投資だったかで全財産や親のお金を使ってまで投資をしたのに、大損を出してしまって人生転落!という映像を。
でも、怖いと山川さんに伝えつつもその事実を否定してほしいという気持ちが僕にはあった。
「そう、ローリスク・ミドルリターンの『投資』をして起業する前に、準備資金を稼ぐことができるんだよ。」
「いったいそれはどんな投資なんですか?」
「投資の中でも、今回やまもとくんにオススメするのは『裁定取引(アービトラージ)』という投資さ」
「サイテイトリヒキ……?最低?」
「いや、そっちの最低じゃなくて『裁定』ね!ウィキペディアによれば
金利差や価格差を利用して売買し利鞘(りざや)を稼ぐ取引のこと。サヤ取り(鞘取り)ともいう。
Wikipedia
「ん……?全然わかりません……。笑」
この説明は、結構難しいので山川さんに変わって僕がお話します!動画の説明でわかりにくければ、こちらを参考に。
山川「……という理由で、スポーツのブックメーカーを使って裁定取引(アービトラージ)の手法を使うとリスクを抑えてお金を稼ぐことができるんだよ!」
「なるほどぉぉぉぉ!これはすごいですね!でも、たくさんあるブックメーカーの中から、ちょうどよい組み合わせを見つけるのが大変そうです……」
「そうなんだよね。そこがこの裁定取引(アービトラージ)の手法のポイントなのさ!それができなければ、アービトラージではお金を稼げない。
けれど、もし自分が頭を使わなくても、勝手に良い組み合わせを見つけてくれる仕組みがあったらすごく楽だと思わない?」
「え!そんな夢のような話があるんですか?」
「その問題を実は、僕がお世話になっている会社が解決したんだ!もしよかったら、うちの社長が説明してくれるんだけど興味あったら聞いてみるかい?」
「はい!ぜひとも聞いてみたいです!」
「じゃあ、せっかく横浜から来てもらっていてまた東京に来てもらうのは大変だろうから、今から時間がとれるかお願いしてみるね!」
「わぁ〜!ありがとうございます!嬉しいです!」
僕は、山川さんのする話に感動していた。こんなすごい仕組みがあったなんて、今日品川に来ていなかったら知らなかったことだからだ。
ただ、トントン拍子に話が進んでいくこともあって、変化に対する恐怖がまったくなかったと言われればそれは嘘である。今からどこに行くのかも分からなかった。
このときの僕を突き動かしていたのは、「前にすすめ!」という感覚だけだった。そして、この後の僕は人生最大の決断をすることになる。
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