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主人公に目的をもたせて敵と対立させる
面白い物語と面白くない物語の違いとは?僕の書く自伝の主人公は目的もないし、敵も明確になっていません。だから、何も起こらず全然おもしろくないのです。
しかし、物語は目的をもたせて敵をつくって対立させるだけで一気に面白くなります。
なぜ「面白い物語とは?」を勉強しようと思ったのか
僕はこのブログで、自分の失敗自伝を書いています。起業してからこれまでの7年間で、どんな失敗をしたのか?どんな風に騙されてきたのか?をストーリー仕立てにして。
ですが、面白い文章を書くって本当に難しいんですわ。笑
人の文章を読んでいるときは、つまらん!って批評するけれど、いざ自分で書こうとなると本当に難しい。
ということで、勉強したことのなかった「面白い物語」の分野を勉強して、このブログに来た人が
- 離脱しないように
- 滞在時間が増えるように
- やまもと社長の失敗が刺さるように
ということを達成しようと思います。最近Googleアナリティクスで、このブログの滞在時間とかも分かるようになってきたので変化後が楽しみですね。
勉強をする前のやまもと社長の文章
2020年1月15日現在で、僕の失敗自伝は【第12話】まで書いています。
[blogcard url=”https://outgrow-univ.com/shippai/12/”]
僕が自分の文章を読んでいて以下の点が気になりました。
- 事件が起こらなくてつまらない
- 本来であれば山場となるはずのところが盛り上がらない
- 山場以外のシーンがマンネリ
- 主人公=僕 に感情移入ができない
この調子では、僕の自伝は面白くない本としてアマゾンレビューでこき下ろされるでしょう。笑
そこで、面白い物語を作るための書籍を読みました。
勉強して分かった面白い物語の特徴
僕が読んだのはこの書籍です。まだ途中までなのですが、非常に参考になりました。内容を要約すると
- 面白い物語は主人公と敵が対立している
- 主人公に目的をもたせる
- 目的の作り方①主人公にとって絶対に必要なものは何か?考える
- 目的の作り方②考えたものを主人公から奪う
- 目的の作り方③奪ったものを取り返すのが主人公の目的
- 敵は主人公が目的に向かうのを邪魔する
- 読者を感動させるには主人公を成長させなければならない
- 成長させるためには主人公に行動させなければならない
- 成長は身体やスキルではなく精神的な成長を描くこと
- 精神的な成長を描くためには2回同じ選択肢を与えて違う選択をさせること
- 主人公の成長のきっかけは「他人の指摘」
- 主人公はダメ人間でそのダメっぷりを他人から指摘されることが成長の近道
ですね。なるほどー!と思いました。著者は、「これはベタだと思うかも知れない。でも、まずはベタな展開を作れるようになれ!」とのことでした。
勉強しながら感じた疑問点・苦労した点
この書籍を読みながら僕の書いた文章を比較すると
- 主人公に目的がない
- 目的がないから敵が明確になっていない
- 主人公がどんな人なのか?が分からない
- 他人の指摘で成長してない
じゃないかなと思いました。自分自身のことでもあるから、自分をしっかり見つめ直して表現しないといけない。これが非常に難しいです。
果たして、自分にとって最も重要なものとは何なのか?かけがえのないものは何なのか?結構考えたのですが、出ました。答えが。
自由か承認か?自由だぁぁぁぁーーーー!!
僕の中で大切にしていることや、「それ」がなくなったら困っているものは何なのか書き出してみました。
- 自由
- 人生の楽しさ
- 刺激
- 新しいこと
- 飛び回れること
- 認められること
- 縛られないこと
- 他人ではなく自分で自分の人生を決められること
書き出してみると、「自由」「承認」このキーワードが僕の人生にとって重要なんだということが分かりましたね。面白い!
ただ、目的は1つにしたい。自由なのか、承認なのか、どっちが僕にとって必要不可欠なのかを比べました。
答えは「自由」です。
「承認」をなくすというのは、他の誰からも認められないということですが、そのダメージは正直今の僕にとって大きいものではないかもしれません。
高校や大学、起業当初は「友達に認められたい!」「親・兄弟に認められたい!」という承認欲求が強かったように思えますが、今は変わってきたなと思います。
当然、周りの人からはかっこいいい!仕事できるね!いい仕事してるね!と言われるような人物になりたいと考えているものの、仮に言われなかったとしても「どうやったら周りを認めさせられるか?」と考えるので、そこまでダメージではありません。
しかし、「自由」を奪われるのは僕にとって本当に苦痛以外の何物でもないなと思いました。
人生の選択肢ってたくさんあると思いますが、その選択肢を狭められた時や決めつけをされたときに僕はものすごいストレスを感じてきました。
そして、今も自分のスキル不足によって選択肢の数が少ないということにもストレスを感じます。
昔と比べれば、できることは増えたものの人の欲とはつきないもの。もっともっとできることを増やしたいなと思いますよね。
……ということで、主人公=やまもと社長の自伝のコンセプトが決定!
- やまもと社長の目的=自由
- 敵=自由を奪う人・自由を邪魔する人
- とにかく、敵とやまもと社長を対立させる
でございます。今後は以上を意識して書きたいなと。
とりあえず、ネットワークビジネスを止めようとしてくれた親友と対立させてみた
【第12話】まで書いたところで、【第13話】を書いてみました。こちら。
[blogcard url=”https://outgrow-univ.com/shippai/13/”]
まだ、なかなかうまく書けないですね。本当は、この物語に出てくる森さん(仮名)が敵であり、たつや(仮名)が味方なんですけど、主人公の僕は敵味方を誤ってしまっています。
という描写がうまく書けないものか……。小説家はホンマにすごいですな。
今後の課題や勉強してみたいこと
いま僕がわからないところや、発展させたいところは以下です。
- 1話の中での始まり、終わり、山場の作り方
- ◯◯編の全体の話数や構成
- 現在の自分が出てきて解説をするなどの自伝ブログのフォーマット
自伝ブログも、まっさらな状態から書き出そうとすると中々手が動かないんですよね。物語のフォーマットを作って書きやすいようにしようと思います。
実際に、この成長記録のブログのフォーマットができてから今日はすこぶる調子よく文章が書けてるなと思いました。フォーマット恐るべし!
次は物語フォーマットじゃ!
結論
面白い物語つくるには
- 主人公に目的をもたせて
- 敵と対立させること
が一番重要だということが分かりました。やまもと社長が、魅力的な主人公になるようなストーリーを書けるように修行ですね!
それでは!
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