にんにくフェスで感じた媒体への広告出稿の限界

目次

TVからスマホへ。利用時間はどれぐらい?

スマートフォンを手に入れる前の自分はTVをたくさんみていた

小学生のときからTVっ子で、家にいるときはずっとTVを見ていた記憶があります。大学生の時代にちょうど、iPhoneをはじめて手にしてからテレビは見なくなりましたね。

若者のテレビ離れとよく言われますが、実際にはどれぐらいの人がテレビをみてどれぐらいの人がインターネットをみているのでしょうか。ネットで調べてみると興味深い記事を発見。

テレビやインターネット、新聞、ラジオ…主要メディアの利用時間をさぐる(2019年公開版)
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20191031-00148243/
「グラフ化してみる」「さぐる」ジャーナブロガー 検証・解説者

10代〜20代:テレビよりもインターネットを見る時間が長い
30代〜60代:年齢を重ねるにつれてTV視聴時間が長くなる

特に、10代のTV離れは顕著ですね。

みたくない広告は飛ばすようになった

広告というと、昔の僕のイメージはTVで強制的に視聴させられるものでした。しかし、スマートフォンに時間を捧げるようになってから広告はドンドンと飛ばすようになってきたと思います。

You Tubeの広告も5秒後にスキップを必ず押しますし、強制視聴のもの以外は最後まで見ることはありません。

スマートニュースに出てくる「Sponsored by=広告」と書いてある広告も開きません。その文字が書いてあるだけであまり読みたい記事ではなくなってしまいます。

自分が広告をそのように見ないようになっているのだから、他の20代もそうなのではないか?と考えます。それを自分で痛感することができたのがにんにくフェスでした。

紙媒体の広告での売上は……悲惨。

にんにくフェスの集客を考えるときに、広告の予算をどこに使えばいいのか?というのは非常に悩むところです。数十万円、数百万円の予算をどこに投下すればお客さんを呼ぶことが出来るのか?これは経営者だったら当たり前のように考える話ですよね。

実際に僕も2017年から3年間にんにくフェスの主催をやってきましたが、本当に勉強になることが多いです。

特に、昨年と今年を比較してみると色々と判明しました。

まず、にんにくフェスのターゲットは20代〜40代の女性です。参加者の7割ぐらいはその層が来ているでしょう。にんにくというのは、男性が好きなのか?と思いきや実際は女性の方が好きなんだなとつくづく感じました。笑

じゃあ、そのターゲットとなる人たちが見ているところとはどこなんだろう?と考えて、2018年は紙媒体の広告にも出稿をしてみました。

実際に何人の人がその広告をみて来るのかがわかるように、「広告を持ってきたらにんにく1個プレゼント」という仕掛けをつくってみた上で。

蓋を開けてみると……なかなかの悲惨な結果になりました。にんにくフェスではTwitter広告をメインに現在はやっていますが、(来年はどうなるか分からない)1名の顧客を獲得するためにかかるコストが全く違うのです。

でも、よく考えてみると僕も紙媒体なんて全く見ないし、他の人達もやっぱりみないのだなと改めて思いました。

昨年広告を出稿したウェブメディアが倒産

このニュースにも衝撃が走りました。ウェブ媒体は紙媒体と比べて多少効果があるようでしたので、広告ではなく記事を掲載してもらいたいなと思い連絡したところ……なんと倒産していたのです。

媒体の収入源は、広告ですからやはり厳しい実情があるようでしたね。企業側も、広告を出す以上は費用対効果を考えいてよりシビアな目で見ていると思います。

僕も、顧客単価3300円のお客さんを1名集めるために3300円以上は出せません。その費用対効果がみられなければ、次回頼むことはなくなってしまうというのが世の中の中小企業の考え方ではないでしょうか。

いかにメディアに取材をされるのか?これが一番重要

2018年のにんにくフェスもスマートニュースやヤフーニュースで話題になりました

広告には限界があるからこそ、僕たちが力を入れたのが広報・PRの分野です。

①どうしたらメディアに取り上げらるような商品やサービスになるのか?
②どうしたらメディアに取り上げてもらえるのか?

を研究して、実際に毎年と話題になっています。これがなかったら、本当に毎年赤字の(2017年は赤字です笑)負債事業になってしまいますね。苦笑

この分野はもっともっと突き詰めていきたいですね。

それでは!

やまもと社長

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